成長期の子供というのはただでさえホルモンバランスが崩れやすいので、いつ口臭になってもおかしくありません。
また、歯ぎしりや虫歯、口呼吸などで口腔内が不衛生な状態となる場合があるので注意深く見守ってください。
口呼吸の原因
口呼吸になってしまう原因は様々ですが、鼻に問題がある場合があります。
鼻づまりなどがよく発生していて、やむを得ず口呼吸となるのですが、口呼吸をしてしまうと口の中が乾燥してしまい、細菌が繁殖して口臭につながってしまうという悪循環になるのです。
この場合にはまず、歯医者ではなく耳鼻咽喉科で受診して鼻の症状を改善してあげる必要があります。
虫歯の原因
まず歯磨きを習慣化してください。
意外と朝しか磨いていなかったりして回数の少ないご家庭も多いかと思います。
またブラッシングの方法などもあまりよく教えていなくて間違った歯磨きで行っているお子さんもいるかと思います。
思い出してみると子供ころは虫歯になると嫌なにおいを自分で感じていたと思います。
虫歯特有のにおいが原因で口臭につながる場合があるので早めに歯医者に行くことをお勧めします。
ストレスや病気による口臭
お子さんが学校に通われている場合には毎日適度に(しらじらしくなく)今日学校でどんなことがあったか、友達とはどうか聞いてみてください。
子供が学校に通いだすと意外と親というのは子供の置かれている環境に気づきにくくなってしまうものです。
また子供は親が思っているよりも気を使っています。
学校で何かあっても相談できない場合がほとんどだと思ってもよいぐらいです。
何かいつもと違う様子であれば家ではなく向き合って座れるような場所で食事でもとりながら話を聞いてみてください。
ストレスの軽減につながるように日常の中での声掛けが必要です。
子供も大人と同様にストレスにより口の中が乾燥して口臭につながります。
まずは子供と向き合っていつもと違う様子がないか見てあげてください。
病気による口臭は特にストレス性の胃炎などから発生する場合があります。
こちらは早めの受診を心がけてください。