口臭

「口臭は犯罪です!」ってコマーシャルありましたよね。
口臭を放っている本人は気が付かないのに話をしたりした時にツンとくると、話も盛り上げりませんね。
口臭は自覚症状がある人と、そうでない人がいるのでしょう。
「昨日餃子食べちゃったから臭い?ごめんね!」なんて程度ではなく、慢性的になると悩みますよね。
どこから臭うんだろう。歯磨きしてるのになんでだろう。タバコかな。食べ物かな。胃からかな…
悩みはつきません。ここではまず口臭の原因から探っていきたいと思います。

THE・口臭の原因

口の中というのは何かしら臭いはするものです。
ただ朝起きた直後やお腹がすいた時、緊張して手汗をかくような場合には特に口臭が強まります。
これは口の中の唾液が少なくなり、細菌が増えてしまって口臭の原因となる揮発性硫黄化化合物が多く作られるためです。
ただ、歯磨きやうがいなどで細菌が少なくなり、食べ物を食べたり、糖分のない飲み物を飲んだりして唾液量が増えれば、口臭と言うのは少なくなります。

また人間の成長の段階においても例えば幼児期、思春期、青年期など段階に応じて口臭が発生しますし
女性特有の生理や妊娠時にも発生しやすくなります。

生理的口臭

パターン1:病気などをして口臭になったわけではないので他の人が時々嫌になる程度の臭い。
パターン2:顔が近い場合にだけ感じる臭い。
パターン3:その日によって口臭があったりなかったりする。
パターン4:体の状態(ストレスや肉体的な状況)で口臭が発生したりしなかったりする場合。
パターン5:本人が不安な時だけ臭いが発生する場合。

上記は生理的口臭と呼ばれ時と場合に応じて発生するものです。
これは防ぎきれないような気がしますが、自分の状況を客観的に判断できれば防げるはずの口臭になります。

飲み物や嗜好品での口臭

リンゴ、ネギ、ニラ、ニンニク、お酒、たばこ、コーヒー等による口臭は一時的なので時間が過ぎればなくなる口臭です。

病的口臭

耳鼻科や呼吸器官、消化器系、糖尿病、肝臓疾患のような病気や病院にかかるような場合は口臭が発生しやすくなります。
病的口臭の90%以上は口腔内環境に原因があります。
歯周病、虫歯、歯垢、歯石、舌苔、唾液の減少(※これは主要な口臭の原因にもなります。)、入れ歯などです。
病気の原因など根本治療を施すことで口臭を少なくすることができますので、まずは受診してください。

ストレス性の口臭

ストレスで口腔内環境が悪化して口臭が発生します。主に唾液の減少などが原因となります。

心理的な口臭

これも病的ではありますが、自分で自分は臭いと思い込んでしまう状態のこと言います。